足の手術をしてリハビリ治療中の保育園教師に、園児の保護者が「辞めろ」と言った話が2月29日、韓国のオンラインコミュニティに掲載され、怒りを買っている。
本人の書き込みによると、教師は足を傷めて3カ月間休職し、手術やリハビリを経て最近復職した。日常生活に支障はないが、子どもを膝に座らせたり、抱き上げたりするのは難しく、子どもたちには「先生は体が良くないので抱いてあげることができないが、ハグならできる」と説明していた。
ところが保護者から「うちの子を抱っこしてくれなかった」と苦情が来たといい、園から帰宅する子どもを見送る際に会った保護者からは「そんなに悪いのなら辞めたほうがいいのではないか」と言われたという。
教師は「申し訳ない」と謝ったが、保護者は「子どもが抱っこしてと言っても断る人に教師の資格があるのか」と問い続けた。
教師は「入院中も子どもたちに会いたかったし健康になりたかったが、それは夢だったようだ。子どもたちの害になるなら辞めようと思う」と打ち明けた。
ネットユーザーたちは「傍若無人な保護者だ」「子どもより先生の健康を優先すべきだ」「子どもたちは15~25キロあるのに」などの反応を示した。
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