韓国で最近10年間、女性雇用率が48.6%から52.9%に上昇し、性別格差は22.5ポイントから18.6ポイントに縮まった。時間当たり男性賃金比女性賃金の比率も64.8%から70.0%に上がった。女性家族省と雇用労働省が発刊した「2023年女性経済活動白書」で明らかになった数字だ。
白書によると、女性雇用率は2012年の48.6%から一貫して増加傾向にあり、これに対応して雇用率の性別格差は22.5%から縮まり続けている。
賃金勤労者の月平均総勤労時間は男女とも減少しており、時間当たりの男性賃金比女性賃金比率は徐々に上がってこちらも格差が縮まった。
女性就業者の割合は保健業や社会福祉サービス業で最も大きく増え、2013年の12.0%から2022年には18.3%に増加した。一方で卸・小売業や宿泊・飲食店業では割合が減った。
また、仕事を辞める女性は2014年の216万4000人から大幅な減少を見せ、2022年は139万7000人になっている。
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