韓国でマンションの玄関ドアの鍵穴に果物ナイフが突っ込まれる事件が起きた。その部屋に一人で住む男性が見つけ、警察に通報したが、発生から3週間たっても容疑者は依然として不明だ。怖くなった男性は引っ越しを決意した。
KBSの報道によると、京畿道富川市(キョンギド・プチョンシ)のマンションに住む男性は先月16日、マンション自室に帰り着いて、玄関ドアの鍵穴に刺さった果物ナイフを見つけた。
警察が捜査しているが、玄関ドア付近は防犯カメラの死角になっており、マンションのエレベーターのカメラなどにも不審者は映っていなかった。また、ナイフの柄の材質は指紋が採取しづらい材質・形状で、手掛かりは得られていない。
男性はメディアとのインタビューで「相当うらんでいる人がいるのか……」と当惑する気持ちを打ち明けた。新しい勤め先を見つけていたが、「また誰かが現れるかもしれない」という恐怖から、転職を諦めて引っ越すことを決めた。
(c)news1