韓国の中堅製薬会社「テウォン製薬」が手厚い子ども支援策で話題になっている。社員の第3子には小学6年生まで毎月30万ウォン(1ウォン=約0.11円)、出産奨励金300万ウォンなど総額約5000万ウォンを支給しているというのだ。
テウォン製薬が3人目の子ども支援策を導入したのは2013年のこと。「多子養育費」名目で毎月30万ウォンずつ支給しており、第3子を持つ社員は0歳から小学6年生になる13歳まで4680万ウォンを受け取ることができる。
第4子が生まれれば受け取る金額は2倍になり、多子養育費だけで1億ウォンに迫る金額を受け取ることになる。
同社で多子養育費を受けているのは約20人で、第4子出産で恩恵を受けた社員もいる。
また、社員には第1子と第2子を含むすべての子どもの初めての誕生日に所定のお祝い金が贈られる。
その他、高校生以下の子ども教育補助金、子どもの大学入学金や授業料全額支援も受けることができる。
テウォン製薬の関係者は「仕事と家庭の良好なバランスを通じて業務効率性を高めるのが目的だ」と説明した。
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