韓国のある製薬会社が最近、「人種差別」を誘発しかねない広告を掲載して批判が殺到し、結局、広告を削除するという出来事があった。
この会社はSNSなどに、白い肌の子どもが黒い肌の子どもに「あんた、アフリカ人か?」と尋ねたあと「君たちの国に帰れ!」と要求するという内容の広告を掲載した。
自社の子ども用のサプリメントを飲めば、白くてきめ細かい皮膚になる――と伝えようとした可能性がある。
だが、これを見た消費者から「明白な人種差別だ」「今の世の中にこんなことが……」などと非難の声が相次ぎ、同社は結局、広告を撤回した。
ネットユーザーの間では「もし米国でこんな広告を出せば、この会社は損害賠償訴訟を起こされ、途方もない金額を請求されるだろう」「人種差別を防ぐために、韓国も米国と同様、大きな代価を払わせるよう法律を整備すべきだ」などの意見が持ち上がった。
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