韓国でバスの進入路に駐車したベンツの持ち主が、抗議を受けると「子どもが乗っている」と逆ギレする様子がSNSに投稿され、市民の怒りを買っている。
オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に23日、京畿道(キョンギド)平沢市(ピョンテクシ)の鉄道駅近くのバス停入り口に、駐車したベンツの写真が掲載された。ベンツはバスの進入路を完全に塞いでおり、後続車も身動きできなくなっていた。
情報提供者は「おかげでバスが入れず交差点まで車が渋滞した。バスがクラクションを鳴らしても微動だにしなかった。バス運転手と後ろにいたタクシー運転手が降りて車をどかすよう言ったら、おばさんが『子どもが乗っている』と叫び始めた」と現場の様子を伝えた。
結局、ベンツはいったん動いたが、付近を1周して、再び大通りのバス停側に停車したという。
情報提供者は「バス停の道を塞ぐことと子どもが乗っていることに何の関係があるのか。駐車料金を惜しむならベンツを売ってバスに乗りなさい」と憤った。
ネットユーザーらは「近隣駐車場なら30分間1100ウォン(約120円)で簡単に駐車できる」「非常識な人は言ってもわからないから、青筋立てずにすぐ通報しよう」などの反応を示した。
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