韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が、任期最後の年であり、壬寅(みずのえとら)年初日の1日、国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)を訪れ、新年の業務を開始した。
ムン大統領は午前8時ごろ、ユ・ヨンミン(兪英民)大統領秘書室長、イ・ホスン(李昊昇)政策室長、ソ・フン(徐薫)国家安保室長ら大統領府の参謀陣やキム・ブギョム(金富謙)首相、ホン・ナムギ(洪楠基)副首相兼企画財政相ら閣僚18人とともに顕忠院を参拝した。
ムン大統領はこれまでも顕忠院を参拝して新年の業務を始めた。昨年も1月2日、国立ソウル顕忠院を訪れ顕忠塔に献花と焼香をし、殉国先烈と護国英霊に黙祷した。その時の芳名録にムン大統領は「国民の日常を取り戻し、先導国家に跳躍します」と記した。
ムン大統領は午前、顕忠院訪問に先立ってSNSを通じ「虎のように力強く跳躍する一年になることを願う。春3月の最後の日まで先導国家・大韓民国の未来のために全力を尽くす」と新年の挨拶を伝えた。
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