2025 年 1月 17日 (金)
ホーム社会韓国の有名セラピストの男性、講義中に「不必要な身体的接触」…後輩女性に訴えられる

韓国の有名セラピストの男性、講義中に「不必要な身体的接触」…後輩女性に訴えられる

有名理学療法士が後輩に治療方法を説明する際にセクハラと指摘された場面(ユーチューブキャプチャー)(c)news1

韓国で有名な理学療法士(フィジカル・セラピスト)の男性が後輩女性を指導する際、お尻や胸などを触ったまま講義を進めたとして、その後輩女性がセクハラの疑いで告訴した。韓国のテレビ局JTBCが報じた。

報道によると、男性が2021年9月5日、理学療法に関する授業を開いた際、女性はアシスタントとして参加。治療方法を説明する際、男性が女性のお尻や胸などを触ったという。JTBCはその際の映像も公開した。

女性は「身体的な接触があるとは事前に聞いていない。不必要に胸を触ったり、お尻の上に手を乗せたりされた」と訴えている。今回の一件で不眠症と心的外傷後ストレス障害などを患っており「毎晩のように悪い夢を見る」と打ち明けている。

女性は男性をセクハラ容疑で告訴したものの、警察はいったん「証拠不十分で嫌疑なし」とした。だが女性の異議申し立てを受け、検察が警察に補完捜査をするよう指示している。

女性は最近、自身のSNSでも「講義を台無しにするのではないかと恐れて何も言えなかった。私は自分を守れなかったが、これから理学療法士として働いていく後輩が自らを守ることができるようにしたい。隠れず、勇気を出す」と心境を明らかにした。

一方、男性は「女性が傷ついたことには道義的な責任を感じる。捜査機関の判断を待つ」と話しているという。

(c)news1

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