韓国で室内マスクの着用義務が解除され、流通業界も明るさを取り戻している。ノーマスクが日常になれば、これまで不振だった化粧品の需要が再び増えると期待しているからだ。
現代(ヒョンデ)百貨店によると、今月(2~20日)の化粧品全体の売り上げ伸び率は前年同期に比べ20.7%増加した。このうち、ポイントメイクは25.8%増加した。特に「ノーマスク」が発表された後の24~26日にポイントメイクは44.7%増えた。
オンラインでも化粧品の購入が増えている。
11番街はノーマスクが発表された1週間(1月20日~26日)、メイクアップ製品の販売量は前年に比べて3桁の伸び率を見せた。アイメイクセット(262%)、マスカラ(152%)、リップティント(124%)、アイシャドウ(94%)の順で伸び率が高かった。
同期間、SSGドットコムのビューティー売り上げも55%増加した。リップライナーは4倍(338%)、リップスティックは3倍(227%)、リップティントは50%ほど増加した。全般的なポイントメイクの売り上げも同様の推移を見せている中、リップ関連製品の伸び率が目立っている。
ロッテオンは今年から室内マスク着用義務が解除されることを期待し、今月2~15日、専門モール「オン・アンド・ザ・ビューティ」で化粧品イベントを開催した。
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