韓国の流通業界が「ポスト旧正月」マーケティングに突入した。旧正月で流通した商品券とお年玉が使われるため、一時的に増える消費の需要を攻略するためだ。
今年は例年より早い旧正月だ。2月の売り上げに組み込まれていた旧正月の需要が減り、流通業界は「ポスト旧正月」マーケティングに集中している。
現代百貨店は旧正月以降、ショッピングや休息を楽しもうとする需要をつかむため、さまざまなイベントやプロモーションを開催する。
下着ブランド「ワコール」は27日から繰越商品を最大80%割引する。板橋(パンギョ)店のプレミアムキッズセレクトショップ「プチプチ」では来月16日まで「Pottery Barn(ポッタリーバーン)」のキッズポップアップイベントを開き、ランドセル・筆箱をはじめとする多様な児童商品を割引販売する。
ギャラリア百貨店も旧正月連休前後のマーケティングで多様な商品イベントとポップアップストアを通じ、楽しみを提供する。ギャラリア名品館では韓国デザイナーブランドおよびプレミアム香水のポップアップストアと「ルイヴィトンシューズ」を新たに披露する。
流通業界関係者は「旧正月を迎える準備で大勢がストレスを受けている。これを解消するための報復心理とお年玉需要を攻略するためのマーケティングが活発だ。今年は旧正月が早く、ポスト旧正月マーケティングの重要性がより高まった」と分析する。
(c)news1