韓国の乳業者が17日、牛乳価格を一斉に引き上げた。企業などは引き上げ幅を最小化し、牛乳価格は大部分1リットル当たり2800ウォン台となった。それでも牛乳を原材料とするコーヒーや飲み物、アイスクリーム、ケーキなどの価格のドミノ引き上げにつながる懸念は依然として残っている。
ソウル牛乳協同組合は牛乳製品の価格を平均6％引き上げる。白い牛乳1000ミリリットルの製品価格は6.6％引き上げられ、大型マートで2710ウォンだった1000ミリリットル牛乳価格は2800ウォン後半になる。
毎日（メイル）乳業は牛乳900ミリリットル製品の価格を2610ウォンから2860ウォンに9.57％、南陽（ナムヤン）乳業も900ミリリットルの製品を2650ウォンから2880ウォンに8.67％それぞれ引き上げる。ドンウォンF&B（DongwonF&B）も乳製品の価格を平均5％引き上げる。
原乳1リットル当たり49ウォンの引き上げが決定され、10倍の400～500ウォン程度の消費者価格引き上げが予想された。1ミリリットル当たり3000ウォン台を突破するのではないかと予想されたりもした。政府の「値上げ自制」要請の中で乳業者などが値上げ幅を減らし当面の消費者負担は最小化した。
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