2024 年 12月 22日 (日)
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K-スタートアップ、オイルマネーにラブコール

10日、サウジアラビアのファーレフ投資相と「カムアップ2022」イベントを見学するイ・ヨン中小ベンチャー企業相(写真=中小ベンチャー企業省)(c)MONEYTODAY

韓国のイ・ヨン(李永)中小ベンチャー企業相が10日、サウジアラビアのファーレフ投資相と面談し、共同母体ファンドの造成などスタートアップ生態系の協力方法を議論した。中小ベンチャー企業省は今回の議論を手始めに、中東や欧州などグローバル資本の韓国ベンチャー投資市場流入を拡大する。

面談では、韓国ベンチャー投資(KVIC)、サウジベンチャーキャピタル(SVC)など両国のマザーファンド機関の間の共同ベンチャーファンド造成方法などを集中的に扱った。まだ具体的なファンド造成規模などは決まっていないが、両者はともに議論に積極的だという。

ファーレフ投資相は冒頭、「韓国で、人的資源だけでなく資本、ファンドの方向を探すことができるだろう」と強調した。同省関係者は「非公開の懇談会でファーレフ投資相が韓国のマザーファンド出資比率、投資分野などに積極的に質問し関心を示した」と話した。

同省は最近、ベンチャー投資の酷寒期を克服するため、中東との協力を強化している。最近、エネルギー価格の引き上げなどで規模を拡大した中東の国富ファンドを韓国に流入させるという腹案だ。中東の国富ファンドはベンチャー投資など代替投資の割合を増やしている。

イ・ヨン氏は最近、「ダイナミックベンチャー投資生態系造成方案」発表の際、中東との共同出資ファンド造成など協力を強調していた。

(c)MONEYTODAY

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