8年間携わったグローバル1位のeコマース企業アマゾンを離れ、韓国でオンライン教育プラットフォームを運営するスタートアップ「クラス101」に転じた。その時、妻が言ったのは「えぇっ?」だった。今年6月、クラス101に合流したキム・テフン最高製品責任者(CPO)は自身のキャリアに同社の名前が書き込まれるとは、全く思わなかったという。
キム・テフン氏は2004~12年、LG電子に勤め、モバイルセールス、オペレーション、プロダクト、戦略など多様な実務を経験した。以後、クーパンを経て、2014年から今年まで、アマゾンでグローバルストア、デバイス、オフラインストア、セールスフォアキャスティングなど重要な業務をすべて担った。
そんな彼が韓国のスタートアップに移るという。妻の反応は当然のことだったのかもしれない。その選択の決定的な要因として、キム・テフン氏は「幸せ」を挙げた。
いかなる悩みを経て、重大決心をすることになったのか――。キム・テフン氏に聞いてみた。
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