韓国の総合エンタメ企業「CJエンターテインメント(CJENM)」のOTT「ティービング(TVING)」が、歌手イム・ヨンウンの全国ツアーコンサート「IM HERO(アイム・ヒーロー)」を生中継した今月14日、ティービングの1日当たりのアクティブユーザー(DAU=Daily Active Users)と新規設置機器数が急増した。
ビッグデータ分析プラットフォーム「モバイルインデックス(Mobile Index)」の統計によると、ティービングのDAUは14日、121万5428人を記録、1日の利用者数が通常の日に比べて10%以上急騰した。15日には利用者数は元のレベルに戻った。
新規設置機器の件数も急激に増えた。アンドロイドでは14日の1日で新規設置機器件数は平常時の2~4倍に急騰した。
それまでティービングの1日新規設置機器件数は5000~8000件程度。イム・ヨンウンのコンサート前日の13日、設置件数が1万9493件に増え、コンサート当日には3万7669件と過去最多を記録した。特に新規設置急騰は中・高齢層で顕著に表れた。
ティービングは「イム・ヨンウンのコンサートが同社の歴代ライブ生中継で最多の有料加入者数を記録した」としている。
加えて、同時間のライブチャンネル全体のなかで、リアルタイム視聴シェアを約96%(分単位時点のUV基準)も占め、底力を見せた。急騰した1日の使用者数や新規設置機器件数の大部分がイム・ヨンウンのコンサートの成果だったことを示している。
©NEWSIS