韓国のファッション業界が済州(チェジュ)、江原(カンウォン)地域などのリゾート地にポップアップストアを出店し、観光客の目を引いている。あらゆる年齢層が訪ねる主要な場所に多様な見どころを整え、ブランド哲学やコレクションを知らせるという構想だ。
オンラインモール「LF」のファッションブランド「HAZZYS(へジス)」は今月、今年の秋冬シーズンのバッグや限定版ビーチバッグなどのアクセサリーを販売する「HARIATO Campaign」を江原道(カンウォンド)襄陽(ヤンヤン)で開催する。襄陽を訪れる観光客を対象にHAZZYSを体験してもらうのが目的だ。
ポップアップブースはHAZZYSのシグネチャーパターンである「HARIATO」でラッピングされたポップアップブースと、サンベッドやサーフィンボードなど、さまざまな小物で観光客の目を引こうとしている。
イタリアンブランド「ブルガリ(BVLGARI)」も、今夏新しくオープンした「パルナスホテル済州」に「ブルガリサンセットイン済州」ポップアップストアを9月30日まで出店する。
ポップアップストアには、黄金のように輝くエデンの園の杏色の夏空からインスピレーションを得た今年のブルガリリゾートコレクションが展示される。
また、ブルガリは先月31日から、ネット大手ネイバーによるアジア最大のメタバースプラットフォーム「ZEPETO(ゼペット)」とコラボした仮想空間でも「ブルガリサンセットイン済州」ポップアップ空間で開催。メタバース内でのサプライズイベントも用意され、済州島訪問が難しい人たちもポップアップストアを体験できる。
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