2024 年 12月 23日 (月)
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2人に1人が金融詐欺に…平均被害額2100万ウォン

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韓国でこの3年間、2人に1人が金融詐欺に引っかかりそうになった経験があることがわかった。このうち、実際に詐欺にあった人たちの被害額は平均2100万ウォンに達した。

韓国金融消費者保護財団が2月17日~3月2日、満18~69歳の成人男女2000人を対象にアンケート調査を実施した。

全体の調査回答者のうち、約48.0%が被害の有無にかかわらず「金融詐欺に引っかかりそうになった経験がある」と答えた。平均回数は約7.5回に上った。

実際に金銭被害を受けた割合は全体の3.3%に上った。金銭面以外での被害も含めると4.2%となる。

平均被害金額は約2141万ウォン。個別の金額は「100万~1000万ウォン」が22.6%、「1000万~3000万ウォン」が20.2%に上る。

被害額を年代別にみると、40代が3963万ウォンと最も大きく、50代(2475万ウォン)、60代(1841万ウォン)、30代(1775万ウォン)、20代(1295万ウォン)と続いた。

金銭被害を受けた回答者のうち「被害を全額回収した」は25.8%にとどまり、「一部回収」が19.7%、「全く回収できず」は54.5%に達した。

金融詐欺の端緒は「携帯メール・カカオトーク」が70.4%で圧倒的に多く、電話とSNS、電子メールはそれぞれ38.7%、9%、5.8%だった。

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