2024 年 11月 30日 (土)
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服・靴・カバンの次はジュエリー…オンライン販売↑

「MONICA VINADER」(新世界インターナショナル)©MONEYTODAY

暑くなるにつれ、ジュエリーでファッションにポイントを与えようという需要が増えている。特にインターネットで高価な物品を買う経験が重なり、大衆ブランドだけでなくブランド品のジュエリーまでオンラインで購入する傾向があらわれている。

統計庁のオンラインショッピング販売動向によると、4月のファッション用品やアクセサリーの購入額は2114億ウォンで、前年同月比6%増加した。衣服(19.4%)、靴(17.6%)の成長率には及ばないが、5月は「プレゼントの月」であるうえ、結婚式など各種会合が復活し、ジュエリーのオンライン販売は着実に成長したものと推定される。

業者も入店ブランドの拡大、オーダーメード型サービスなどにより、オンライン購買をあおっている。新世界インターナショナルの独自オンラインモール「S.I.Village」では、5月のジュエリー売り上げが前年同月比45%増加した。10万~40万ウォン台の英ジュエリー「MONICA VINADER」が売り上げ1位だ。「S.I.Village」は昨年末、デンマークジュエリーブランド「PANDORA」を入店させたのに続き、今年3月には、ダイヤモンドブランド「DIAMOMO」を打ち出して、ブランドの範囲を広げている。

イーランドのジュエリーブランド「LLOYD」は先月、独自のアプリケーションでオーダーメード型ダイヤモンド指輪を製作できる「カスタムダイヤ」サービスを開始した。AR(拡張現実)技術を使ってダイヤモンドヘッドとバンド、カラットサイズを選ぶことができる。LLOYDは特に、人工的に作った「LAB GROWN DIAMOND」を使って「優しい消費」を指向する一方、価格帯は下げて若い世代を攻略する。代表製品である「1カラットダイヤリング」は300万ウォン台だ。イーランド関係者は「5月以後、LLOYDのLAB GROWN指輪カテゴリーは35%、ネックレスは20%、販売が増加した」と明らかにした。

/LLOYD©MONEYTODAY

ジュエリーのバーティカルプラットフォーム(特定のカテゴリに集中するサービス)も注目されている。

「CJ ONSTYLE」は先月、ジュエリープラットフォーム「AMONDZ」を運営する「BEJEWEL」に30億ウォンを投資した。AMONDZは1600あまりのデザイナージュエリーブランドを保有している。CJ ONSTYLEはジュエリー当日配送はもちろん、共同商品開発、企画を進める。

高級ジュエリーもインターネット販売を試みている。イタリア名品ジュエリー「BULGARI」は4月、カカオトークプレゼントに入店した。BULGARIが運営する公式オンラインストアを除き、韓国電子商取引チャンネルに入店するのは今回が初めてだ。BULGARIの代表製品である「ミニB−ZERO1 ネックレス」は販売価格が261万ウォンに達する。

あるファッション業界関係者は「消費者のオンラインショッピング経験が増え、インターネットで注文するファッション製品群が増えている。ハイエンドジュエリーは依然としてオフライン販売が中心だが、肌色に大きく影響されない基本的なカジュアル製品は、オンライン販売が増え続ける」と見通す。

©MONEYTODAY

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