ソウル交通公社がこのほど、財政難克服のため、ソウル地下鉄1~8号線内の50駅で駅名併記の販売を始めると明らかにした。
駅名併記とは、地下鉄の駅名に「副駅名」を追加で書き入れること。代表的なものとして「新龍山(シンヨンサン)アモーレパシフィック」「乙支路4街(ウルチロサーガ)BCカード」「駅三(ヨクサム)センターフィールド」などがある。
今回の50駅には毎年、全国の地下鉄駅輸送人員1位となる江南(カンナム)駅や、主要な乗り換え駅である汝矣島(ヨイド)駅、孔徳(コンドク)駅、新道林(シンドリム)駅などが含まれる。公社は1次で20の駅、2~3次で各15の駅に分け、段階的に入札をする。
公社側は今回の駅名の併記販売により、毎年1兆ウォンに達する赤字問題を克服したい考えだ。最近5年間の公社の当期純損失は、2017年に5253億ウォン→2018年に5389億ウォン→2019年に5865億ウォン→2020年に1兆1137億ウォン→2021年に9644億ウォンで推移している。
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