高校生の息子の隣に座って目を覚ましてくれるアルバイト――こんな求人がこのほど、韓国の「タングンマーケット」に書き込まれ、オンラインコミュニティやSNSで話題になっている。
募集したのは、ソウル市江南(カンナム)区大峙洞(テチドン)在住とみられる母親。「受験生、浪人生には最高のアルバイト」という触れ込みだ。
書き込みによると、高校1年生の息子がスタディーカフェ(勉強する空間を提供するカフェ)で、平日2~4時間の祝日6~8時間程度、インターネット講義で学んでいる。アルバイト生には▽息子の隣に座り、居眠りをすれば起こす▽睡眠が必要なら15分程度寝させて起こす▽1時間当たり10分程度休憩するよう確認する▽10分経てば勉強に戻るよう伝える――を求めている。
待遇は時給3000ウォンで当日現金支給。アルバイト生のスタディーカフェ利用料は母親が負担する。一方、注意点として「パソコンのキーボードを打つ動作は息子が講義視聴中に限る」「メディアを視聴しないこと」など細かく記している。
母親の書き込みをみたネットユーザーらは「私がやりたい」「勉強する人には良いバイトだ」「たった3000ウォンで顔色をうかがわないといけないのか」「息子のほうが息が詰まるだろう」など、反応は交錯している。
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