
サッカー・ワールドカップで早期敗退した韓国代表チームが早期帰国する中、怒ったサッカーファンの男性が、大韓サッカー協会のチョン・モンギュ(鄭夢奎)会長に向かって犬用ガムを投げた。この場面が話題となり、処罰の可能性にも関心が集まっている。
チョン会長は6月30日、仁川国際空港から帰国した際、到着ロビーで、サッカーファンの男性から犬用ガムを投げつけられた。男性はその場で警察に制止され、「チョン会長に投げたのではなく、通り道の床に向かって投げた」と釈明した。
事件翌日の1日、オンラインコミュニティー「エペムコリア」には、自分が犬用ガムを投げた当事者だと主張する投稿者の文章が掲載された。投稿者は、過去に韓国代表応援団「赤い悪魔」として活動していた普通の会社員だとし、「抗議の掛け声を上げるため空港に行った」と明らかにした。
犬用ガムを用意した理由については「夜勤を終えて空港へ向かう途中、スーパーで犬用ガムが目に入り購入した。卵や小麦粉は他の人に被害を与える可能性があるため、投げることすら考えなかった。犬用ガムを投げた後、警察が所持品を検査したが、特別な措置なく終わった」と主張した。
男性は処罰を受けていないと明らかにしたが、チョン会長が告訴した場合、暴行罪が成立する可能性もある。実際に2016年、相手に向かってサンチュを投げた事件で、裁判所は被害者がけがをしていなくても暴行罪が成立すると判断した。
当時、春川地裁は「暴行は人の身体に対する有形力の行使」とし、サンチュをつかんで投げた行為自体を暴行と認めた。控訴審も「サンチュが被害者の体に当たっていなかったり、当たってもけがをする恐れがなかったとしても、有形力の行使である以上、暴行に当たる」と判示した。
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