韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)次期大統領の政権引き継ぎ委員会に企画財政省の公務員6人が合流する。
企画財政省は20日、同委員会に▽キム・ワンソプ(金完燮)予算総括審議官▽キム・ドンイル(金東一)報道官▽キム・ビョンファン(金炳煥)経済政策局長▽キム・ミョンギュ(金明奎)前総合政策課長▽オ・ジョンユン(呉正潤)公共革新課長▽チョン・ヒョン(鄭亨)租税法令運用課長――ら専門委員(局長級)3人、実務委員(課長級)の3人ずつを派遣すると発表した。
同委員会はアン・チョルス(安哲秀)委員長とクォン・ヨンセ(権寧世)副委員長をはじめとする委員24人、専門委員76人、実務委員73人の計184人で構成されている。このうち予算、経済政策総括などの重要性を考慮し、企画財政省から専門委員、実務委員6人を選んだ形だ。
通常、引き継ぎ委員会は政府省庁別に局長や課長級の公務員2人が派遣され各分科に配置する。政府関係者は「派遣された人たちは引き継ぎ委員会の企画調整分科、経済第1分科にそれぞれ配置され、ユン次期大統領の各種経済公約についての政府協力・引き継ぎなどの業務を担当することになる」と述べている。
企画調整分科は引き継ぎ委員会のコントロールタワーとして、国政目標の樹立とロードマップの作成、国政課題の設定などを担当。経済1分科は主要経済政策、マクロ経済、金融などを管掌する。現在、企画調整分科幹事は企画財政省出身のチュ・ギョンホ(秋慶鎬)国民の力議員、経済1分科幹事はチェ・サンモク(崔相穆)元次官がそれぞれ務めている。
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