
韓国IT大手カカオが、ポータル「Daum(ダウム)」関連サービスの整理を加速させている。6月に動画サービス「カカオTV」の終了が予定されているのに続き、上半期中にカカオゲームズのPCゲーム・チャネリングサービスも終了する。
カカオゲームズは「Daumゲーム」で提供してきたPCゲームのチャネリングサービスを上半期内に終了する方針を固めた。カカオゲームズの関係者は「事業上の判断により、DaumのPCゲーム・チャネリング事業を中断することになった」と説明した。
ゲームのチャネリングとは、直接パブリッシングしていない外部ゲームを自社プラットフォームのアカウントでログインし利用できるようにするサービスを指す。カカオゲームズはこれまでDaumゲームを通じて一部PCゲームを提供してきた。
今回のサービス終了により、「ロストサーガ」「オーディション」「EOS」などのゲームのチャネリング提供が終了する。
これに先立ち、Daumの動画プラットフォーム「カカオTV」も6月30日でサービスを終了すると発表されている。既存動画のバックアップは3月9日午後2時から開始されており、サービス終了日まで可能だ。6月1日からは新規チャンネルの開設や動画(VOD)アップロードが停止される。
カカオTV側は「急速に変化するコンテンツ市場の流れと運営環境の変化を踏まえ、熟考の末にサービス終了という難しい決断を下した」と説明している。
一方、カカオはAIスタートアップのアップステージとDaumの買収契約を締結した状態だ。カカオはDaum運営会社である子会社AXZの株式をアップステージに移転し、その代わりにアップステージの一定持分を取得する内容となっている。
このため、Daumを基盤とするサービスのうち、利用率が低い、または規模が小さい事業を中心に整理作業が本格化しているとみられる。
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