2026 年 3月 12日 (木)
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韓国AIサービス利用動向、キャラクター対話型AI「ZETA」が長時間利用で存在感…利用時間でChatGPTの2倍超

ワイズアプリ・リテール提供(c)KOREA WAVE

キャラクターを基盤とした対話型人工知能(AI)サービスが、韓国のチャットボット市場で強い存在感を示している――こんな調査結果が明らかになった。

アプリ分析サービス「ワイズアプリ・リテール(Wiseapp Retail)」が10日に公開した報告書によると、韓国のスマートフォン利用者を標本分析した結果、AIチャットボットアプリの総利用時間1位はスキャッターラボのキャラクター型サービス「ZETA」だった。利用者は1カ月の間に「ZETA」を合計1億1341万時間利用したことが分かった。

韓国メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ミジョン記者の取材によると、同じ期間の利用時間はChatGPTが5047万時間、クラックが988万時間、グロックAIが293万時間、パープレキシティが136万時間の順となった。利用者数ではChatGPTなどの汎用AIサービスが圧倒的な規模を持つが、利用時間では「ZETA」がChatGPTの2倍以上に達した。

「ZETA」は、利用者がキャラクターの名前や性格、世界観などを直接設定し、仮想人物と会話を続けるAIキャラクタープラットフォームだ。ウェブ小説やゲームのように物語を作りながら会話を進めるインタラクティブストーリー形式が特徴とされる。

このサービスは特に10代・20代の利用者が多いことで知られている。実際に利用者の約87%が10代・20代で、若年層の比重が非常に高い。キャラクターと状況劇のような形で対話が続く構造が、利用者の高い没入感につながっていると分析されている。

一方、利用者規模ではChatGPTが依然として最大の影響力を示した。同じ調査によると、2月のChatGPTの月間アクティブユーザー数(MAU)は2293万人で、韓国のAIチャットボットの中で1位を記録した。続いてZETAが402万人、グロックAIが153万人、パープレキシティが152万人の順だった。また、ChatGPT、ZETA、グロックAI、クラック、クロードは、2月時点で過去最多の利用者数を記録したとみられる。

グロックAIは発売から1年でチャットボット利用者数3位に上昇するなど、急速に利用者を拡大している。クロードも月間利用者数が前月の53万人から77万人へ増え、約45%増加した。クロードはアンソロピックが開発した生成型AIチャットボットだ。

今回の調査は、月間利用者30万人以上のAIチャットボットアプリを対象に実施された。通話要約機能を中心とするAIアプリは調査対象から除外されている。

(c)KOREA WAVE

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