2026 年 2月 17日 (火)
ホームライフスタイルトラベル“何もしない贅沢”を味わう…韓国・青松で出会う本当の癒やし旅

“何もしない贅沢”を味わう…韓国・青松で出会う本当の癒やし旅

周王山国立公園(c)news1

韓国慶尚北道青松郡は、ぎっしり詰め込んだ日程よりも「どんな空気感を持ち帰れるか」を重視する若い世代の旅先として注目を集めている。多くを回る観光ではなく、ゆっくりと滞在する“スロー・トラベル”に適した自然型観光地だ。

青松観光の中心は周王山(チュワンサン)国立公園だ。奇岩絶壁と滝、渓谷が調和する景観は四季ごとに表情を変える。登山道の難易度は高くなく、本格的な登山というより散策に近いトレッキングが楽しめる点も、癒やしを求める旅行者の志和に合う。

周王山の麓に広がる白石灘(ペクソクタン)渓谷は、夏でも過度に混雑しない落ち着いた雰囲気が魅力だ。「騒がしくない渓谷」を求める人々に選ばれている。

体験型の魅力も多い。炭酸を含む湧水で知られる達基(タルギ)薬水場では、湧水を味わいながら周辺の集落をゆっくり歩くローカル体験ができる。真夏でも冷気が漂う青松氷穴(ビンゴル)は、自然そのものが観光コンテンツとなる異色の名所だ。

写真や動画で旅を記録する世代にとって、注山池(チュサンジ)は外せない。夜明けの水面に立ち上る霧は、一枚の写真だけで旅のムードを語る。

伝統韓屋の趣を残す松韶古宅(ソンソコテク)では、古民家体験と韓屋ステイを同時に楽しめる。1泊しながら地域の空気を味わう旅を好む若い旅行者の関心を集める。

「リンゴの里」としての地域性も観光資源だ。青松リンゴ広報館では栽培の歴史や文化を体験でき、リンゴを使ったデザートや地元カフェも増えている。美食を軸にした滞在型観光へと広がりを見せる。

華やかな観光都市とは異なり、渓谷と森、リンゴと伝統という明確な個性を持つ青松は、「多くを見て去る旅」ではなく「一日に数カ所をゆったり味わう旅」にふさわしい土地といえる。

(c)news1

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