
韓国で13歳未満の小学生10人に対し、約250回にわたって常習的にわいせつ行為をした60代の校長が、懲役8年の1審判決が「重すぎる」として控訴した。JTBCの番組「事件班長」が12月1日に報じた。
小学校の校長である被告は2023年4月から昨年12月まで、校長室や運動場などで児童10人に性的虐待行為を繰り返した罪に問われた。
この事件は、被告が児童の体を触る場面などを被害者側が証拠として撮影したことで明るみに出た。
学校の校長は児童虐待犯罪の通報義務者に当たり、申告義務者が児童虐待犯罪を犯した場合、刑の2分の1まで加重処罰できるが、被告は量刑不当を理由に控訴した。
これに対し、控訴審の裁判所は「幼い子どもたちが証拠を残すため撮影までしたことをどう考えているのか。国民も裏切られたと感じている」と指摘。被告側に再考する時間を与えた。
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