韓国で、20代の就活生の選ぶ業種1位が文・理系ともに「IT・通信分野」となった。
入試情報企業「進学社」の就職コンテンツプラットフォーム「キャッチ」が20代の就活生1903人を対象に「働きたい業種」を調査した結果、28%が「IT・通信」分野を最も好むと答えた。文系出身だけを見てもIT・通信分野が20%で最も高かった。
続いて「メディア・文化」が16%、「サービス」14%、「銀行・金融」9%、「販売・流通・デパート・貿易」9%、「製造・生産」8%、「教育・出版」7%、「建設・土木」3%――などの順だった。
文系の順位は「IT・通信」に続き、「メディア・文化」19%、「銀行・金融」14.5%、「サービス」14%、「販売・流通・デパート・貿易」13%――などが後に続いた。理系は「IT・通信」が43%で圧倒的に多く、「製造・生産」17%、「サービス」14.5%――などとなった。
なぜその業種を選ぶのか、という理由もそれぞれ異なった。
「将来の展望が良い」が「IT・通信」を選んだ53%、「販売・流通・デパート・貿易」を選んだ32%が、それぞれ理由に挙げた。「関心と興味がある」は「メディア・文化」を選んだ57%、「サービス」を選んだ30%が、それぞれ挙げた。
一方、「建設・土木」「製造・生産」「教育・出版」「銀行・金融」業種を選択した就活生のうち「専攻を活用するため」を選択した割合はそれぞれ44%、41%、37%、28%だった。
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