2024 年 11月 25日 (月)
ホーム社会餃子すり替えで外国人に2倍ぼったくり…ソウルの市場にまた行ってみた

餃子すり替えで外国人に2倍ぼったくり…ソウルの市場にまた行ってみた

(c)MONEYTODAY

「ぼったくり騒ぎ」でネットユーザーの公憤を買ったソウルの広蔵市場(クァンジャンシジャン)が再び騒ぎに見舞われた。一部の店が外国人観光客を相手に注文を強要しているという主張が提起されたのだ。

先月10日、あるユーチューバーが広蔵市場で「新型詐欺」に遭ったと訴え、映像を掲載した。5000ウォン(1ウォン=約0.11円)の肉ギョーザ1人前を注文したのに、店員が「ミックス!」と叫んでキムチギョーザをまぜ、2倍の1万ウォンの支払いを求めた。これが「外国人相手の新種詐欺」として取り上げられた。

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8日、記者が訪れた広蔵市場は外国人観光客でにぎわい、日本語、中国語、英語、フランス語などが四方から聞こえた。大半は満足しているようだったが、一部は不満を漏らした。

フランスからの旅行客(39)は「昨年広蔵市場に来た時は強制的にメニューを注文するように言われ、仕方なく追加した。今回そんなことはないが、サービスはそれほど良くない」と話した。

友人3人と韓国に来たシンガポールの観光客(40)は「麺を食べたいが、1人1杯頼めと言われた。イマイチだ」と話し、友人は「人数通りに注文しなければならないのが韓国文化なのか」とけげんそうに記者に問い返した。

広蔵市場は昨年、ぼったくり価格やカードが使えないことで批判を浴びた。これを受けてソウル市などはメニューに価格のほか定量を表示するなど対応に乗り出した。また、問題のある店への措置は、以前は営業停止までだったが、営業禁止にする案も浮上しているという。

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