韓国の作家ペク・セヒ氏のエッセー「死にたいけどトッポッキは食べたい」の輸出契約を引き受けた「BCエージェンシー」はこのほど、韓国で大きな人気を得ているこのエッセーの英国での販売が10万部に達したことを明らかにした。
同社関係者は「昨年までの集計なので現在は10万部を超えているだろう。現地でもかなりの人気を得ている」と説明している。
この本はドイツ、スペイン、イタリアなど17カ国で販売され、フランス、トルコとの版権契約も進行中だ。
出版社によると、グループ「防弾少年団(BTS)」のRMがSNSで「読んだ」と投稿したのが韓国で売れる契機になった。この投稿が海外での人気にも寄与しているようだ。
昨年6月に英語版「死にたいけどトッポッキは食べたい」を出版した「ブルームズベリー」は、ハリー・ポッターシリーズで有名な出版社で、後続作「死にたいけどトッポッキは食べたい2」の契約も完了している。
2018年に出版された「死にたいがトッポッキは食べたい」は、10年以上にわたり気分変調症を持つ著者と、精神科医の12週間の対話をつづっている。
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