韓国の総合エンターテインメント企業「HYBE」は7日、ソウル市江南区(カンナムク)の複合文化空間「アルベール」に16日から3月3日まで、ガールズグループ「LE SSERAFIM(ル・セラフィム)」のポップアップ「LE SSERAFIM 2024 S/S POP UP」を開設すると明らかにした。今回のポップアップは3rdミニアルバム「EASY」の発売に合わせて運営される。今回のポップアップではAR(拡張現実)技術を使ったインタラクティブメディアアートなどが注目されそうだ。
アルベールは最近、韓国内外の有名ブランドが相次いでポップアップを開設し、注目の場所に浮上している。この場所でのK-POPアーチストの単独ポップアップは、LE SSERAFIMが初めてだ。
今回のポップアップは、LE SSERAFIMの不安と悩みを率直に告白した「EASY」からインスピレーションを得たという。メンバーの堂々とした姿の裏にある努力を視覚化し、荒れた質感のコンクリートでできた3階建ての建物のあちこちで、そのようなメッセージを確認することができる。
地下1階では映像とコンセプトフォトを鑑賞すると同時に、沼地、泥、とげのある山などの素材でアーチストの不安と悩みを形象化した「アルバムテーマガーデン」を歩くことができる。客が直接参加するインタラクティブメディアアートがハイライトだ。
「EASY」の最初のトレーラー映像「Good Bones」で、サクラが目から発するビームで壁を突き破る場面を直接体験することができる。
客がAR(拡張現実)フィルターで顔写真を撮ると、高さ9mのファブリックウォール(テント)にイメージが投射される。そして、ビームで壁を破る映像が現れ、個人の携帯電話にも伝送される。
1階には、既に公開されたトレーラー映像の中でメンバーが着用したブランド「マッチ」を直接試着できる「マッチショールーム」がある。
自動車ライフスタイルブランド「ピーチズ」とコラボレーションした衣類、アクセサリーも見ることができる。カフェ「アウフグレット」の3支店(錦湖店、聖水店、漢南店)では「EASY」に関連したデザート5種とドリンク3種を味わうことができる。
HYBEの関係者は「昨年、聖水洞でLE SSERAFIMのアルバム『UNFORGIVEN』と連携した最初のポップアップを開設したときは、2週間で1万6000人が来訪し盛況だった。今回はLE SSERAFIMを一つのブランドとする空間としてポップアップを造ったので、客はLE SSERAFIMを日常生活での『ライフスタイルブランド』として感じることができるだろう」と述べた。
HYBE傘下でLE SSERAFIMが所属する芸能事務所「Source Music」の関係者は「今回のポップアップが堂々とした外面の裏にある不安と悩みを努力で克服し、やり遂げるというLE SSERAFIMの覚悟を伝えると同時にファンに肯定的なメッセージを与える空間になってほしい」と話した。
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