2024 年 5月 3日 (金)
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韓国防衛各社が次世代兵器展示会…各国国防関係者が続々

ソウルADEX2023現代自動車グループ統合ブースを観覧するサウジアラビア政府関係者(c)news1

過去最大の規模で開催された「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会2023」(ソウルADEX2023)で、韓国の防衛産業メーカー各社は大規模ブースを設け、新開発の次世代兵器を展示して注目を集めた。あちこちで外国政府や軍関係者の姿が見られ、K-防衛産業の地位の高まりを如実に示した。

今年のADEXは17~20日に産業・学界・研究機関・軍などを対象とする観覧日とし、21~22日を一般観覧日とした。会場では専門観覧日でも入場待ちの列が伸び、関心の高さをうかがわせた。

参加したのは過去最大規模の35カ国550社。2260のイベントブースが出た。オーストラリア、マレーシア、イラクなどの国防長官(9人)と空軍参謀総長(14人)、56カ国99人の高官が会場を訪れた。

室内展示場はA~Fホールに分かれ、ハンファ、現代(ヒョンデ)自動車グループなど国内防衛産業大手はもちろん、ボーイング、ロッキードマーティンなど米国企業、エアバスなど欧州企業も参加した。

SNTダイナミクス・モチーフではパキスタンの防衛産業次官、マレーシアの陸軍参謀次長らが韓国製の火器について説明を聞いていた。SNTモチーフは韓国陸軍の個人火器Kシリーズを開発・生産している。海外の軍高官らは機関銃の性能や価格を尋ねるなど関心を示していた。

SNTモチーフ関係者は「展示会が出会いの場になり、実務的なビジネスミーティングにつながる場合も多い」と話した。

現代自動車グループが起亜(キア)自動車、現代ロテム、現代ウィアなど系列会社を集めて作った統合ブースにも人が殺到した。特に現代ロテムは、独自開発中の30トン級車輪型装甲車の実物を初めて公開し、観覧者の目を引いた。

(c)news1

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