気候変動や粒子状物質などの環境問題について、韓国では男性よりは女性が、Z世代よりはミレニアル(M)世代とX世代の不安感が高いことがわかった。
統計庁が11日発表した「世代別社会安全や環境意識」報告書によると、気候変動(猛暑・洪水など)に対する不安感は、X世代(50.8%)、M世代(47.8%)、ベビーブーム世代(46.1%)の順で高かった。シニア世代(38%)が最も低く、Z世代は42.6%だった。
通常、社会現象においてはM世代とZ世代は似た傾向を見せているが、環境に対する認識では違いみられた。
粒子状物質に対する不安もやはりX世代(69%)が最も高く、続いてM世代(68.7%)、ベビーブーム世代(65.8%)、Z世代(59.8%)、シニア世代(57%)の順だった。
性別で見ると、男性よりは女性の方が不安度が高い傾向がみられた。気候変動については、女性の49.3%が不安を感じると答えた半面、男性は42.5%にとどまった。粒子状物質についても、女性(67.6%)が男性(61.7%)より高かった。
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