韓国国民の4人に1人がパワハラを経験し、その3分の1は職場の上司の部下の間で発生したと、国務調整室が20日、アンケートの結果として発表した。
アンケートは国務調整室の依頼を受けた調査会社ザ・ファーストワンが11月22~28日に実施。19~69歳の男女2000人にパワハラへの認識などを尋ねた。
回答者の79.4%は「私たちの社会のパワハラが深刻だ」と回答。25.7%がパワハラを経験したと答えた。
「過去にはパワハラだと思わなかったことを最近パワハラだと思うようになったか」という質問には56.4%が「そうだ」と答えた。
パワハラがどんな関係で発生したのかについては「職場の上司と部下」が36.1%で最も多く、本社と協力業者(19.7%)、サービス業の利用者と従業員(14.7%)、公共機関と請願人(14.5%)――などが続いた。
パワハラの形態は▽不当な業務指示(43.4%)▽暴行・暴言など非人格的行為(32.7%)▽不利な契約条件の強要(27.6%)▽私的用務指示(21.3%)――の順で多かった。
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