韓国大邱(テグ)地方環境庁はこのほど、慶尚北道(キョンサンプクト)清道郡(チョンドグン)雲門山(ウンムンサン)生態景観保全地域で絶滅危機野生生物I級のコテングコウモリの生息を確認した。
コテングコウモリは2011年、国立生物資源館が江原道(カンウォンド)華川(ファチョン)の龍華山(ヨンファサン)や、慶尚北道(キョンサンブクド)栄州(ヨンジュ)の小白山(ソベクサン)などの山林4カ所で生息を確認して以来12年ぶりに生息が確認された。
コテングコウモリは韓国を含む東アジアに生息するコウモリの中で最も小型で、体長41.5~50㎜だ。深い森の中でも下層植生がよく発達したところに生息する。
一般的なコウモリのように洞窟に生息せず、鬱蒼とした森の木の穴、樹皮の隙間、岩の隙間のような自然構造物を隠れ家として生きている。
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