2024 年 5月 16日 (木)
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韓国・減り続ける青年就業者数…雇用事情、男性へのダメージ大きく

採用情報を調べる大学生(c)news1

韓国での青年層の就業者数がこの1年間、減り続けている。これは青年層人口自体が減少しているためだ。性別で見ると、女性より男性の方が雇用事情が良くなかった。

統計庁国家統計ポータル(KOSIS)によると、10月の15~29歳の就業者数は386万6000人で、1年前の同じ期間より8万2000人減少した。青年層就業者数は昨年10月、前年同月比で2万1000人増加して以降、11月から減少に転じた。今年に入って1月(-5万1000人)、3月(-8万9000人)、6月(-11万7000人)、9月(-8万9000人)と、10月まで12カ月連続で減り続けている。

統計庁のソ・ウンジュ社会統計局長は15日のブリーフィングで「今年の青年層就業者数減少は、人口減少の影響が大きかった」と分析する。実際、10月時点の青年層就業者数の減少幅は、青年層の人口減少分と比例している。

ただし、性別で分けると事情が異なる。男性は人口減少分より、就業者数の減少分が大きかったが、女性の場合は、人口減少分に比べ、就業者数の減少分が少なかった。

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