2025 年 1月 30日 (木)
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韓国・極右層が「6年前、文在寅大統領に誕生ケーキ贈ったパン店」不買運動…「さすがに行き過ぎ」の懸念も

2019年1月24日、「聖心堂」でケーキを贈られたムン・ジェイン(文在寅)大統領(当時)=青瓦台Facebook(c)news1

韓国・大田(テジョン)の有名パン屋「聖心堂」が2019年1月、進歩(革新)系のムン・ジェイン(文在寅)大統領(当時)に誕生日ケーキを贈った出来事が再び取り沙汰され、一部の政治的な反発を招いている。これを理由に「聖心堂をボイコットする」と主張する極右層の動きが話題となっている。

当時、ムン・ジェイン氏は聖心堂を訪問し、スタッフから誕生日ケーキをプレゼントされたほか、サインも残した。

この当時のニュースが今になって拡散され、最近X(旧Twitter)のユーザーが「聖心堂はムン・ジェインを持ち上げたからもう行かない」と投稿して「味もそこまで特別ではない」と批判を続けた。これに対し、一部のネットユーザーが「政治と無関係でいる人気スポットは存在しないのか」と不満を表明する一方、「6年前の出来事を引っ張り出して不買運動を叫ぶのは行き過ぎだ」と反論する声も上がっている。

加えて、1987年の民主化運動時に、聖心堂のスタッフがデモ隊にビニールラップやパンを提供していたエピソードも再び注目されている。これが理由で当時の警察に処罰されそうになったが、最終的に無罪となったという逸話も紹介され、「地域に根ざした歴史ある店」という擁護の声も強まった。

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