韓国の児童向けスニーカー市場で、サンダルと運動靴の長所を組み合わせたハイブリッドシューズが旋風を巻き起こしている。韓国の繊維会社イーランドの提案により「ニューバランス・キッズ」で発売した「フリードル」だ。
ニューバランス・キッズは3月21日、公式ホームページで「フリードル」を先行発売した。外見はサンダルのようだが、製造工程は運動靴と似ている。
公開されるやいなや完売が相次ぎ、転売プラットフォームでは標準小売り価格の8万9000ウォン(1ウォン=約0.11円)より4万ウォン高い13万ウォンで取引された。
特に30~40代の若い母親の間で人気が高い。その理由はサンダルのように履いたり脱いだりしやすく、足の指が保護されて安全だからだ。
イーランドの靴企画チームは、就学児童を持つ母親を対象にインタビューを実施。その願いを採り入れたのがフリードルというわけだ。
関係者は「フリードルは予想より顧客の反応が熱く、増産を準備中だ。多彩な色で靴下とトレンディにコーディネートできるので、若い母親の間で子どものスタイリッシュな登下校ルックを演出できる靴として人気が高い」と説明した。
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