
韓国で2024年に高等教育機関を卒業した大卒者の就職率が69.5%となり、4年ぶりに減少に転じた。韓国教育省、国家データ処、韓国教育開発院が12月30日に発表した「2024年高等教育機関卒業者就職統計調査」によると、平均月収は前年より11万4000ウォン増の342万6000ウォンだった。
調査は2024年2月と2023年8月の卒業者63万4904人を対象に、同年12月31日時点での就職や進学状況、就職準備期間、給与水準などを分析したもの。法務省、国税庁、兵務庁、国民健康保険公団、勤労福祉公団、韓国芸術人福祉財団など13機関の公的データベースを連携して実施された。
入隊者や外国人留学生などを除いた就職対象者は54万2988人で、うち就職者は37万7120人。就職率は69.5%で、これは2019年の67.1%以降、2020年に65.1%へと一時的に下がったものの、2021年以降は67.7%、69.6%、70.3%と3年連続で上昇していた。今回の結果は、2021年以降続いた上昇傾向が2024年に途切れたことを示している。
教育省の関係者は「国家データ処が発表した雇用動向や経済指標の分析によると、雇用率の低下、失業率の上昇、韓国銀行の経済心理指数の低下などが影響し、全般的な景気低迷の影響があったとみられる」と説明した。
男女別では男性の就職率が71.2%、女性が67.9%で、性別差は3.3ポイントだった。前年の3.9ポイントから0.6ポイント縮小した。就職形態別では、健康保険の職場加入者が87.0%と最も多く、フリーランス7.4%、1人起業者4.2%、個人創作活動従事者0.7%、海外就職者0.5%、農林水産業従事者0.2%の順だった。
学校の種類別では、大学院修了者の就職率が82.1%(前年より0.3ポイント減)、専門大学が72.1%(0.3ポイント減)、一般大学が62.8%(1.8ポイント減)、教育大学は60.5%で1.0ポイント上昇した。
専攻分野別では、全体平均を上回ったのは医薬系(79.4%)、教育系(71.1%)、工学系(70.4%)。これに対して、社会系(69.0%)、芸術体育系(66.7%)、自然科学系(65.4%)、人文学系(61.1%)は平均を下回った。教育系を除くすべての分野で就職率は前年から下落した。
地域別では、首都圏の就職率が71.3%、非首都圏が67.7%で、差は3.6ポイント。最も就職率が高かったのはソウル(72.2%)、以下、全羅南道(71.1%)、蔚山(70.7%)、仁川(70.4%)、京畿道(69.6%)が続いた。最も就職率の下落幅が大きかったのは済州で、前年より2.8ポイント減の68.1%だった。
高等教育機関卒業者の月平均所得は342万6000ウォンで、前年(331万2000ウォン)より11万4000ウォン増加した。専門大学卒業者は269万3000ウォン(11万6000ウォン増)、一般大学卒業者は314万6000ウォン(5万5000ウォン増)、大学院修士課程修了者は496万2000ウォン(11万ウォン増)、博士課程修了者は653万2000ウォン(20万7000ウォン増)だった。
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