韓国で地方都市から首都圏へ出た青年の年間総所得と金融財産が、地方に残った青年より多いことが東南地方統計庁の報告書でわかった。ただし、都会に出た青年のほうが負債も多い。
報告書によると、昨年時点で首都圏に出た青年の年間総所得は2743万ウォン(1ウォン=約0.115円)で、残った青年(2034万ウォン)より709万ウォン高かった。
釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶南(キョンナム)といった東南圏の青年を首都圏と比較すると、年間総所得の差はもっと大きく1015万ウォンの開きがあった。
金融財産は首都圏に出た青年が1565万ウォンを有しているのに対し、地方に残った青年は1271万ウォンにとどまった。
ただ、負債総額は首都圏青年2642万ウォンに比べて地方青年約3分の1の909万ウォンだった。
結婚の計画があると答えた未婚青年の割合は、首都圏青年79.2%、地方青年76%で大差なかった。
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