ソウル市江西区のある工事現場で4日午後1時30分ごろ、地下駐車場の天井に打設したコンクリートが崩れる事故が発生し、作業員2人が負傷した。
江西警察署などによると、壊れたのは、新築建造物の地下駐車場4階の天井コンクリート。警察関係者は「地下駐車場の天井が崩れ、地下5階に落ち込んだ」とみている。
工事は、地下駐車場内で進められていた「資材取り出し口」の工事中に発生したとみられる。これは、地下1階から地下5階まで資材を運ぶために設けられた4m×7mの「資材取り出し口」を、地下部分の工事が終わった後に閉じる工事を指す。
建設会社の関係者は「地下駐車場全体が崩壊したのではなく、資材移動のために開けていた小さな取り出し口を埋めようとしている最中に事故が発生した」としている。
工事現場は地下6階~地上15階、4棟、計810室規模で造成される生活型宿泊施設で8月入居予定だった。
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