2025 年 1月 28日 (火)
ホーム社会韓国・今年の小学校新入生は32万台、過去最低…来年は小中高の総数が500万人割り込む見通し

韓国・今年の小学校新入生は32万台、過去最低…来年は小中高の総数が500万人割り込む見通し

2023年に閉校となり駐車場に転用されたソウル市広津区の小学校(c)news1

韓国で少子化に伴う学齢人口の減少によって今年入学する小学校1年生の数が32万人台となり、過去最低を記録しそうだ。

教育省が24日に発表した「2024年初・中・高校生数予測(2025~2031年)」によると、小学校に今年入学する2018年生まれの子どもは32万7266人で、昨年の小1生徒数35万3713人に比べ2万6447人(7.5%)減少した。

小1の入学者数は毎年約1万5000人ずつ減少しており、2026年には30万92人、2027年には27万9930人となり、30万人を下回る見込みだ。その後も減少は続き、2028年には26万4829人、2031年には22万3387人にまで落ち込むと予測されている。

この影響で、小・中・高校生の総数も来年初めて500万人を下回ると見られる。今年の生徒数は推定502万1845人だが、来年には484万4655人に減少し、2031年には383万5632人と400万人を割り込む見通しだ。

教育専門家は、学齢人口の減少に伴い、大都市でも閉校が進むと指摘。特に「キャンパス型学校」など、地域や人口に合わせた柔軟な対応が求められるとしている。

(c)news1

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