韓国でのり巻き(キムパプ)に入れる調理されたゴボウ(塩蔵ゴボウ)から基準値を超える保存料が検出され、食品医薬品安全処が販売中止と回収措置を決めた。
食品医薬品安全処によると、世宗市(セジョンシ)の「テチャン農産」が製造したキンパプゴボウから、基準値を超える保存料パラオキシ安息香酸エチルが検出された。
この製品には製造日が表示されておらず、賞味期限は2024年4月9日までと書かれている。中国産ゴボウを加工して100グラム単位で包装されている。
パラオキシ安息香酸エチルは加工食品を長期保存するための添加物で品目別に基準値が決まっている。しょうゆ類は1キログラム当たり0.25グラム以下、酢は1リットル当たり0.1グラム以下、果物類と野菜類は表皮部分に限って1キログラム当たり0.012グラム以下だ。
食品医薬品安全処は「該当製品を購入した場合、摂取を中断して購入先に返品してほしい」と要請した。
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