2024 年 5月 14日 (火)
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韓国サムスン副会長、電子展「KES2023」観覧…ロボット事業に「自信」

「韓国電子展(KES2023)」を観覧するハン・ジョンヒ副会長(写真中央)(c)KOREA WAVE

韓国サムスン電子のハン・ジョンヒ(韓宗熙)副会長は24日、ソウルのCOEXで開かれた「韓国電子展(KES2023)」でブースを観覧した際、自社ロボット事業に対する記者団の質問に「期待してほしい」と自信を示した。同社は今年、初の着用型補助器具ロボット「EX1」を公開する予定だ。

ハン副会長はこの日、「第18回電子ITの日記念行事」であいさつし、「米中覇権競争が深化し、サプライチェーンが再編されるなど変革期を迎えている。産業界がどのように対応するかによって、世界市場を先導するか、もしくは淘汰される側になるか、分かれ道に立っている」との認識を示した。また「すべての産業でデジタル転換が加速化し、生成型人工知能(AI)が登場する状況で、電子産業が一歩先に対応し、新たな機会を創出すべきだ」とも強調した。

ハン副会長は産業通商資源省のチャン・ヨンジン次官らとともにブースを観覧し、スマートフォンなどから家電を制御するアプリ「スマートシングス」の技術について言及した。

チャン・ヨンジン次官が「アップル、LG電子よりサムスン電子スマートシングスの連結性が高いのか」と尋ねると、ハン副会長は「そうだ。毎年、サムスン電子の機器5億台が連結されている」と答えた。

サムスン電子は今回、エネルギー、ペットケア、ゲーム、ヘルスなど主要テーマに関する革新的な家電、モバイル製品とともに、スマートシングスの連結性を経験できる「スマートタウン」を展示している。

(c)KOREA WAVE

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