2024 年 5月 19日 (日)
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韓国の5大銀行、企業向け融資が今年に入って6兆円増

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家計貸出抑制政策の中で、韓国の銀行圏が企業貸出を増やし、5大銀行の企業貸出残額が今年、先月末までに60兆ウォン(1ウォン=約0.1円)以上増加したことがわかった。第3四半期(7~9月)の銀行の利益増加も企業融資がけん引した。企業は社債発行が難しくなると、銀行に近づく。

KB国民(クンミン)、新韓(シンハン)、ハナ、ウリィ、NH農協の5大銀行の10月末基準の企業融資残高は764兆3160億ウォンで、前月(756兆3309億ウォン)より7兆9851億ウォン増えた。昨年末(703兆6746億ウォン)と比べると、今年に入って60兆6414億ウォンが増加した。

5大銀行の先月末の大企業向け融資残高は137兆3492億ウォンで、前月より4兆3586億ウォン増えた。個人事業者向け融資を含めた中小企業向け融資残高は626兆9667億ウォンで、前月より3兆6265億ウォン増加した。個人事業者貸出は前月319兆875億ウォンから319兆5560億ウォンに4685億ウォン増えた。

大企業の貸出残高は今年だけで31兆8884億ウォン増えた。中小企業向け融資(個人事業者向け融資を含む)は28兆7530億ウォン増加した。個人事業者向け融資は5兆4650億ウォン増えた。

銀行が家計貸出の代わりに企業貸出に力を注ぎ、企業も社債発行の代わりに銀行貸出を選択し、企業貸出残額が増加する傾向だ。

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