2024 年 5月 19日 (日)
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韓国の14都市銀行、1万7000人に希望退職金に計1兆円支給…1人6000万円

ソウル市内の都市銀行ATM(c)news1

韓国で2018年から今年7月にかけ、14都市銀行の希望退職者が1万7402人に達したことが、金融監督院のデータでわかった。支給された退職金は計9兆6004億ウォン(約1兆650億円)で、希望退職者の退職金は1人当たり平均5億5200万ウォン(約6124万円)に上る。

銀行全体の退職者のうち、希望退職者の割合は64.8%であり、その退職金額は退職金全体の94.8%を占めた。年別にみると、希望退職者は2018年の2573人から昨年4312人へと急増している。

希望退職者1人当たりの平均退職金5億5200万ウォンは、退職者全体の平均退職金(3億5600万ウォン)より約2億ウォン多い。これは、労使間協議により特別退職金(2~3年分の平均年俸に転職支援金など)が支給されるためだ。

この6年間、希望退職者が最も多い銀行は国民銀行(3671人)で、ハナ銀行(2464人)、農協銀行(2349人)などが後に続いた。1人当たりの希望退職金が最も多い銀行はシティ銀行で、平均8億2600万ウォンが支給された。

(c)news1

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