2024 年 5月 3日 (金)
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韓国の銀行、サイバー攻撃5年間で109万件、中国発最多

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韓国の銀行がこの5年間、サイバー攻撃を受けた回数が109万件を超えることが調査の結果分かった。

保守系野党「国民の力」のカン・ミングク議員室が15日に金融保安院に提出した「韓国銀行サイバー攻撃の現況」によると、2017年から昨年までの5年間で109万1606件だった。2017年(6万3024件)、2018年(21万1303件)、2019年(29万3490件)、2020年(25万478件)、昨年(27万3311件)など増加傾向にある。

攻撃を類型別に見ると、侵入攻撃が63万6877件で最も多く、情報収集11万4332件(10.5%)、悪性コード1万8309件(1.7%)の順で、その他30万2088件(29.5%)だ。

韓国での銀行へのサイバー攻撃件数を見ると、国内から19万4106件(17.8%)、国外から89万7500件(82.2%)で、国外からの攻撃が圧倒的多数を占めている。

国外では、中国31万1269件(34.7%)、米国10万427件(11.2%)、インド3万963件(3.5%)、フランス3万955件(3.1%)、オランダ2万2523件(2.5%)など。ただし、攻撃国は該当国IPアドレスで発生したトラフィックだが、IP偽造・経由などの可能性があり、実際に攻撃した国ではない可能性はある。

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