韓国の看護師の平均勤務年数は7年8カ月で、一般会社員(平均15年2カ月)の半分程度であることがわかった。特に新人看護師の1年以内の辞職率は52.8%に達した。
大韓看護協会が「病院看護師会、病院看護人材配置現況実態調査」資料のうち、最近5年間分(2018年~22年)を分析した。
それによると、45.2%は「看護師本来の業務範囲以上の過度な仕事」が原因で辞職を選択した。看護師の仕事を辞める「脱看護師」の割合も2017年9%、2018年9.4%、2019年10.2%、2020年12.2%、2021年12.1%と毎年上昇している。
新人看護師の1年以内の辞職率は2014年28.7%、2016年35.3%、2018年42.7%、2020年47.4%、2021年52.8%へと毎年急激に上昇している。辞職理由としては業務不適応(32.6%)、他病院への転出(12.5%)、疾病や身体的理由(12.3%)、他職種への転換(7.7%)が挙げられた。
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