「マンション団地内の障害者用駐車スペースが分別収集場として使われ、車が駐められない」。ある障害者ドライバーの話がこのほど、韓国のオンラインコミュニティで公開され、ネットユーザーの間で批判が相次いでいる。
人工関節手術を受け、今も歩行障害があるというA氏は「障害者駐車証」を持っているという。問題は約1年前、新たなマンションに転居したことで勃発した。マンション内の障害者用駐車スペースが分別収集場として利用されていることに驚いた。
A氏は「1週間に2日ほど駐車場で分別収集をしている。問題は、障害者用駐車スペースが共同玄関のすぐ前にあるため、分別収集のスペースが広がりやすいこと」と伝えた。
障害者用の車両が困難な問題は、分別収集がある日に限らなかった。小さなマンションのため、二重駐車が多いためだ。
A氏は「駐車場がないため、障害者用駐車スペースの前に二重駐車をしている。申告しようとしても、障害者運転者は珍しいため、私のことがすぐに特定されてしまうので怖い」と吐露した。
関連法によると、障害者自動車の標識を掲げていない車両が障害者区域に駐車した場合、10万ウォン(約1万1000円)の過料が科される。
ネットユーザーからは「顔色をうかがう必要はなく、堂々と駐車する権利を行使してください」「各区庁ホームページを見れば、オンライン民願室に匿名でメッセージを載せられます」などのアドバイスが相次いだ。
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