韓国で年末、輸入高級車ブランドの新車発売が相次いでいる。景気低迷の中でもベントレーなど一部ブランドは今年の国内販売台数が最大値を更新するなど勢いに乗っている。
ベントレーモーターズ・コリアは12日、ソウル市東大門区(トンデムンク)ベントレータワーでラグジュアリーSUV(スポーツ用多目的車)新型ベンテイガEWBを初公開した。国内で6年ぶりに披露する新車で、以前のベンテイガより車長が180ミリ長くなり、車内空間が一層ゆったりした。
この日、ジャガー・ランドローバー・コリアはラグジュアリーSUVレンジローバーの2024年型公式発売を控え、事前契約に入った。従来のマイルドハイブリッド(MHEV)モデルに続き、プラグインハイブリッド(PHEV)を投入した。価格は2億3000万ウォン(約2518万円)台から。
輸入自動車協会によると、今年1~11月の輸入車販売台数は24万3811台。このうち1億ウォン(約1094万円)以上の販売台数は6万9245台で、2022年(7万1899台)の記録を上回る可能性が高い。
高級車ブランドの成長も急ピッチで、ポルシェは今年11月までの販売台数が1万442台と初めて1万台の販売を突破した。ランドローバーも今年4684台を販売し、昨年同期より68%成長した。このほかロールスロイス(16.4%)や、ランボルギーニ(7.9%)も販売台数を増やした。
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