2024 年 12月 22日 (日)
ホーム経済流通韓国で販売のアボカドの一部、基準値の200倍超の残留農薬

韓国で販売のアボカドの一部、基準値の200倍超の残留農薬

回収対象アボカドの写真(写真提供=食薬処)(c)MONEYTODAY

韓国で販売されているアボカドの一部から基準値の200倍を超える残留農薬が検出され、食品医薬品安全処が業者に販売中断と回収を命じた。

食品医薬品安全処によると、ソウル市瑞草(ソチョ)区の「トリッジ」が輸入・販売したコロンビア産アボカド(生産年度:2023年)製品からチアベンダゾールが2.03mg/kg検出された。これは残留農薬基準値(0.01mg/kg以下)の203倍に当たる。

チアベンダゾールは柑橘類、サツマイモなどに使われる殺菌剤だ。過剰摂取すると、胃腸の異常と軽い中枢神経系抑制症状が生じる可能性があるという。

食品医薬品安全処は「該当製品を迅速に回収するよう措置した。購入者は摂取を中断して購入先に返品してほしい」を要請した。

(c)MONEYTODAY

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