韓国で牛肉から注射針が見つかる騒ぎがあり、さらに豚肉からも注射針が発見されたという話が伝えられた。
あるオンラインコミュニティに最近、女性が「牛肉を食べていた夫が混入していた注射針の一部を飲み込んだ」と書き込んだ。
15日には同じ掲示板に豚肉の話が上がった。投稿者によると、スーパーで買った豚肉を炒めて食べていると「ガリッ」という音がして同じような注射針が出てきたという。投稿者は「子どもにあげなくて良かった。とても驚いた」と話した。
食肉業界に事情に詳しいネットユーザーは「豚に注射を打つと時々折れる場合がある。出荷する前の金属検知などでだいたいは引っかかるが、小売業者が豚をそのまま購入し、解体して販売する場合は検知が行き届かず、針が出てくることもありうる」と説明した。
一方、前日の14日に牛肉の件で書き込みをした女性は、レントゲン撮影の結果、夫の胃腸から注射針の一部らしき物体が見つかったことを明らかにした。開腹手術が必要になる可能性もあるという。
女性は「購入した通販業者に話したところ、まるでパンからビニールでも出てきたかのように軽い調子で対応していた」と悔しさをあらわにした。
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